千歌「うー、耳かゆいー」ポリポリ


果南「あらら」


千歌「指突っ込んでも届かないー」グググ


果南「あるよね、そういうこと」


千歌「シャーペンでも突っ込んじゃえ!」


果南「こらこら!」

果南「危ないでしょ」


千歌「だってかゆいし……」


果南「棚に綿棒置いてあるじゃん」


千歌「歩くのめんどくさいし……」


果南「普段から走り回ってるのに……」


千歌「うーん、かゆい……」

千歌「……あ!そうだ!」


果南「ん?」


千歌「果南ちゃん! 耳かきして!」


果南「あー、はいはい」



果南「じゃあ耳かき持ってきて」


千歌「はーい!」パタパタ


果南「動けるじゃん……」


果南(にしても耳かきかぁ……)

果南(千歌にはよくやってやるけど……いつ以来だろ)


千歌「持ってきた!」タタッ


果南「ふわふわがついてるやつね」


千歌「うん!」


果南「……そいや、前に私が耳かきしてあげたのっていつだっけ?」


千歌「2ヶ月前?」


果南「結構最近だった……」



果南「はい、じゃあ膝枕」ポンポン


千歌「はーい!」ポスッ

千歌「あーかゆい!」


果南「今回はよだれ垂らさないでよー……」


千歌「うんー、気をつけるー……」スンスン

千歌「果南ちゃんいい匂い」


果南「そりゃシャワー浴びてるからね」


千歌「なんか女の子の匂いー」スリスリ


果南「ちょ、やめなさい」

果南「耳怪我するよ」


千歌「…………」ピタッ


果南「よろしい」


果南(まだまだ子供……)フフ



果南「はーい、じゃあ耳たぶから行くね」


千歌「はーい」ワクワク


果南「…………」カリカリ


グッ、グッ……
カリカリ……ス-ッ


千歌 (あぁ……耳が擦れる音が……)


グッグッ……


果南「えらい溜まってるねー……」


千歌「えへへー……最近疲れてたから……」


果南「こりゃ気合い入れないとねー」カリカリ


ペリペリ……ス-ッ


千歌「あぁー……」クチモトユルミ


千歌 (うぅ……ひゃあ……)

千歌 (耳が擦れる感覚が……果南ちゃんにいじられてる感覚が……)


千歌「あっ……あっ……」ウトウト


果南「変な声出すな」ペチッ


千歌「あうっ」



果南「じゃあ中入れるよー……」


千歌「やだ果南ちゃんったらいやらしい……」ニヤニヤ


果南「どこでそんなこと覚えるの」ペチッ


千歌「いてっ」

千歌「コンビニの雑誌……」


果南「読むな」


千歌「ごめんなさい」シュン


果南「まったく……」

果南「ほどほどにしてよー」スッ…


千歌「はーい……ひゃぁっ」


果南「…………」カリカリ


ススッ…スッ……
カリカリ……カリ…ッ


千歌 (ひゃぁ……くすぐったい……)

千歌 (けど嫌じゃない……キモチイイ……)


カリカリ……ススッ…
カリッ……



果南「んー…深いとこにもあるな……」カリカリ


千歌「ひひっ……ふひ……っ」クスクス


カリカリ…ススス…
パリッ……


千歌 (くすぐったい……果南ちゃんの細い指が耳に触れる……)

千歌 (ちょっとひんやりしてて気持ちいい……)


ミリッ……カリカリ…
ペリペリ……


果南「んー……もうちょい」カリカリ


千歌「ひゃよぇぇぇ……」フニャフニャ


千歌 (ひとつひとつの動きがキモチイイ……)

千歌 (ああぁぁあぁぁぁ……)



コリッ……カリカリ…ッ
ススッ……ススス…


千歌「あぁぁ……」


果南「んっ……とれた」ポイッ


千歌「ああぁぅ……」


ジンジン……


千歌 (耳の中がちょっとジンジン痛むけど……それも気持ちいい……)

千歌 (風が通ってるみたいでスースーする……)


果南「……ちょっ、千歌、よだれ!」アセアセ


千歌「あっ、ひょめん……」


果南「言えてないよ……」フキフキ

果南「……しょっと、はい、反対」


千歌「はーい」モソモソ



千歌「お願いしまーす」ゴロン


果南「ほいほい」

果南「……千歌、髪伸びたね」サラサラ


千歌「えー?」

千歌「そうかなぁ……」


果南「うん、女の子らしくなっちゃって」サラサラ


千歌「えへへー」


果南「じゃ、このふにふにから……」フニフニ


千歌「くしゅぐった」


果南「呂律まわってないよー」コリコリ


千歌「ふぁぁぁ……」ピクッ


パリパリ……カリッ
カリカリッ…カリ……



果南「千歌、耳たぶ気持ちいいね……」フニフニ


コリコリ…スッ……


千歌「みっ……耳たぶ触りながらしないでぇ……」ピクピク


コリッ……スススッ…


千歌 (果南ちゃんの人差し指と親指が私の耳たぶをつまんで……)ゾワァ…

千歌 (みみかきが痒いところを突いてくる……!)ゾワゾワッ

千歌 (気持ちいい……)


ズズ…ッ
スススッ……


果南「……はーい、とれたー」

果南「ちょっとティッシュで拭こうか」サッ


シャワシャワ……


千歌「ふひゅぅ……」



果南「じゃ、入れるよー」


千歌「はーい……」


果南「…………」カリカリ


カリッ…パリパリ……



千歌「ふふ……ふひっ……」


果南「なにその笑い声……」パリパリ


カリカリッ……ススッ……



千歌「ん……あっ」ピクンッ


果南「あっ、ごめ、痛かった?」サッ


千歌「ううん……むしろ……キモチイイ……」


果南「……そっか、千歌は奥が好きなんだね」


千歌「えへへ……またいやらしい」


果南「こっちはどうなんだろうなぁ?」サワッ


千歌「ひやぁっ///」ビクンッ

千歌「か、果南ちゃん……///」


果南「ははは、冗談冗談」

果南「じゃあ入れるよー……」


千歌「びっくりしたじゃーん……」


果南「ふふ、ごめんごめん……」スス…


カリカリッ……パリッ…
ススス……


千歌「あぁ…………」



ググッ……コショコショ……
ススッ……ス…


千歌「んっ……あぁ……」


果南「んー……溜まってるねぇ……」グリグリ


パリッ…パリパリ……
コショコショ……


千歌「あっ……はぁ……んぅ」


果南「一回だすよー……」スス…


コリ…ッ


千歌「あぁ……いかないでぇ……」


果南「またすぐやるから……」パッパッ

果南「ふーってするよ」


千歌「え……」


果南「……失礼しまーす」フ-ッフ-ッ


千歌「ひょぇぇぇぇ……///」ゾクゾクッ



千歌「あひゃぁ……///」


果南「……ん、すごい奥にでかいのがある」


千歌「まじ……?」


果南「とるよー」


千歌「いえーい……」


ググ…グリグリッ……
コショコショコショ……


千歌「あっ……ん……」


果南「……むー」グリグリ


ゴシュ…ゴシュ……
ゴリゴリ……


千歌 (あぁ……)

千歌 (脳みそがほじくりまわされてるみたい……)


果南「んー……」クリクリ



千歌「んぁ……っ」


グリグリ……
パリッ……ススス…


千歌(あ……大っきいのが昇ってくる……)


グリグリ……
ススッ…スス……


千歌「うぅーん……」モゾッ


ススッ…ス……

……ススッ

果南「よしっ、とれた!」


千歌「ひぁ……っ」ピクンッ



果南「いやぁ、いい仕事した」フゥ


千歌 (こっちもジンジンする……)ジンジン

千歌 (このほんの少しの痛みがキモチイイ……)ス-ッ


果南「仕上げするよー……」


千歌「んふぅ……」


果南「じゃあ仕上げに」

果南「このモフモフを……」スッ


モフッ…

モフモフモフ……ッ
モフ…ッ…フワッ


千歌「ふわぁぁぁぁぁ……」ゾクゾク


フワフワ……
……クルクルッ


千歌「おぉ……ぅ」


モフモフ……フワッ



果南「息吹くぜー」


千歌「あ……ちょっとまっ…」


果南「あえてまたなーい」フ-ッフ-ッ


千歌「ひゃぁぁぁぁ……///」ビクンッ


果南「へへへ」


千歌「もぉう……」


果南「いいじゃんか少しくらい」ナデナデ


千歌「いいけどさー」ギュ-


果南「おおう」ダキッ

果南「どうした急に抱きついたりしてて」


千歌「……なんか急に甘えたくなった」ギュゥゥ


果南「おぉ……よしよし」ナデナデ



曜「千歌ちゃーん、遊びに来た……よ……」ピタッ


果南「あ」ピタッ


千歌「んー……?」チラッ

千歌「あー、曜ちゃーん」


果南「よ、呼んでたの……?」


曜「う、ううん、アポなしだけど……」


千歌「いらっしゃーい」ギュゥ


果南「千歌、曜も来たし……」グイ…


曜「お、お邪魔でしたら帰るけど……」


果南「い、いや、そんなことは……」アセアセ


千歌「あ、そうだ!」


曜「ん……?」


果南「ん……?」



千歌「曜ちゃん、耳かゆくない?」


曜「え?」

曜「かゆくはないけど……最近はプール上がり以外耳かきしてないかな」


千歌「だったら……いつも飛び込みの練習で疲れてる曜ちゃんに!」


果南「……あぁ、そういうことね」









千歌「果南ちゃん、耳かきお願い!」


果南「はいはい」


曜「?」